彼女のキャリアを振り返ると、常に「現場」がその活動の中心にあった。スタジオ内でのスマートな進行はもちろんのこと、過酷なロケ現場や突発的な災害報道、さらには市井の人々への街頭取材に至るまで、泥臭い泥臭さを厭わない取材スタイルが貫かれている。
テレビというマスメディアが配信プラットフォームとの境界線を失いつつある現在、コンテンツに求められるのは「信頼性」と「共感性」の高度な両立だ。一過性のバズを狙う短尺動画とは対極にある、じっくりと時間をかけて育まれる信頼感。現地へ足を運び、直接人と対面することでしか得られない温度感を大切にする姿勢が、彼女の言葉に重みを与えている。