2012年版『GTO』の世間的評価はどのようなものだったのでしょうか。ビデオリサーチによる関東地区の世帯平均視聴率データを見ると、初回15.1%の好スタートを記録し、全11話の平均視聴率は13.2%、最終回は14.3%と、当時の火曜22時枠としては極めて高い数字を残しました。
放送開始当初のネットコミュニティ(2ちゃんねるや当時のTwitter)では、「反町版の神格化」ゆえに「リメイクは無謀ではないか」「EXILEのドラマ化企画ではないか」といった厳しい先入観や批判的な声が先行していました。しかし、回を追うごとにその風向きは大きく変化していきました。
視聴者の支持を集めた最大の要因は、AKIRAが体当たりで挑んだアクションシーンの迫力と、徹底的に生徒と向き合う人間味のリアリティです。原作ファンからも「反町版ではカットされていた原作の名エピソード(神崎麗美編や村井國男の家族問題など)を丁寧に描いている」と好意的なレビューが急増。スペシャルドラマが3作(秋スペシャル、正月スペシャル、完結編)制作され、2014年には台湾ロケを含む第2期シリーズが放送されるほどの一大コンテンツへと結実しました。