ドッジボールの投げ方完全攻略!球速が上がらない理由と劇的改善フォーム

ドッジボールの投げ方完全攻略!球速が上がらない理由と劇的改善フォーム

ドッジボールの投げ方完全攻略!球速が上がらない理由と劇的改善フォームを徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を分かりやすく展開します。

学校の校庭や体育館で投球が苦手な児童や初心者のフォームを観察すると、共通する致命的なエラー動作が存在します。これこそが、多くのプレイヤーが直面する球速が上がらない決定的な理由です。本人は渾身の力を込めて腕を振っているものの、そのエネルギーのほとんどがボールに伝わらず、空間に逃げてしまっています。

最大の原因は、投球の始動からリリースまで身体がずっと相手(正面)を向いたまま腕だけを振り下ろす、いわゆる「手投げ」の状態に陥っている点です。人間の腕の筋肉だけで加速できる質量には限界があります。速い球を投げる選手は、下半身で生み出した地面反力を骨盤の回転、胸郭の回旋、肩甲骨のしなり、そして最後に腕から指先へとムチのように波及させています。ところが正面を向いたまま投げると、下半身のエネルギーを使えないため腕だけで投げることになり、どれほど力んでも初速が出ません。

さらに見落とされがちなのが、リリースの瞬間にボールを「前へ押し出そう」としすぎている点です。ドッジボールは野球ボールに比べて大きく重いため、押し出す意識が強すぎると手首が固定され、スナップによる縦回転(バックスピン)がかかりません。回転のないボールは空気抵抗をまともに受けて急速に失速し、重力に引っ張られて山なりの軌道を描いてしまいます。「腕力でねじ伏せる」という意識そのものが、球速を奪うブレーキになっているのです。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。