警察庁が公表した捜査統計資料によると、SNS等を通じて募集された犯罪実行犯の検挙件数は高水準で推移しており、その検挙者の約7割以上が10代から20代の若年層で占められています。「闇バイト手口」の初期段階では、銀行口座から現金を引き出す「出し子」や、被害者宅を訪れてキャッシュカードをだまし取る「闇バイト受け子出し子」として配置されるケースが大半を占めます。
しかし、近年の「闇バイト最新動向まとめ」を分析すると、特殊詐欺にとどまらず、白昼堂々の貴金属店襲撃や住宅侵入強盗といった凶悪事案へそのままスライド投入される事態が頻発しています。以下のデータ比較は、一般的な健全なアルバイト市場と、闇バイトに潜む構造的な乖離を示したものです。
公判廷の証言録取書や判決文によれば、逮捕された実行犯の9割以上が「約束された報酬は1円も支払われなかった、あるいはごく一部しか渡されなかった」と供述しています。犯罪組織にとって、使い捨ての実行犯に正規の報酬を支払うインセンティブなど最初から存在しません。高額なリターンを夢見た若者が手にするのは、数百万円単位の損害賠償請求と、懲役刑という過酷な現実だけです。