イージーモードという考え方が社会全体に浸透した背景には、動画配信サービスの爆発的な普及がある。YouTubeやNetflixの普及により、私たちは倍速再生やスキップ機能を駆使し、最小限の投資で最大の快楽や情報を得る「タイムパフォーマンス(タイパ)」を重視するライフスタイルに慣れ親しんだ。
この感覚はゲーム体験にも直結している。何十時間も同じボス戦で足止めされる苦痛よりも、イージーモードでテンポよく物語を進め、エンディングの感動を味わいたいというニーズが明確に高まったのだ。ゲーム実況動画がYouTubeで溢れる現代だからこそ、「自分で遊ぶときはストレスなく快適に進めたい」という心理が働くのは自然な流れと言えるだろう。