古くから交通の要所として栄えたこの地には、古代の直線道路である「下ツ道」や「中ツ道」の面影が今も色濃く残っている。江戸時代には津藩の陣屋町として発展し、今も街道沿いには情緒あふれる格子戸の町家が立ち並ぶ。
徒歩やレンタサイクルで旧街道を巡るノスタルジックな散策ルートは、静かな休日を過ごしたい旅行者に最適だ。路地裏に入ると、何十年も愛され続ける老舗の和菓子店や、地元の食材を活かしたモダンなビストロがひっそりと佇んでいる。ふとした立ち止まりの中に、時代を超えたストーリーが隠されているのがこの町の奥深さだ。