堀江貴文の知的好奇心の原点を語るうえで欠かせないのが、福岡県の名門・久留米大学附設中学校・高等学校での日々だ。九州随一の難関進学校として知られる同校に合格した彼は、幼少期から百科事典を端から読み破るようなずば抜けた集中力と情報収集癖を持っていた。
中学時代、彼が夢中になったのはプログラミングだった。親に買ってもらったパソコンにかじりつき、独学でコードを打ち込む毎日。授業を受動的に聞くことには興味を示さず、自らが知りたいと思った対象を徹底的に掘り下げるスタイルはこの頃に確立された。周囲が東大合格を目指して受験勉強に明け暮れる中、堀江は独自の関心に従って膨大な書籍を乱読し、知識のネットワークを脳内に構築していった。