サロン帰りの質感を自宅で毎朝再現するためには、ドライヤーの当て方とスタイリング剤のテクスチャー選びが決定打となります。完全に乾かし切った髪にハードワックスをつけるやり方では、パサつきが目立ち、尾花夏樹特有の「濡れ感と束感のアンサンブル」は作れません。
ステップ1:ウェット状態からのベースブロー
朝のセットは、髪の根元を一度しっかり濡らすことから始めます。タオルで水気をしっかり拭き取った後、水分が20〜30%残ったハーフドライ状態でドライヤーの温風を当てます。前髪の根元を立ち上げるように下から風を送り、後ろへ流す毛流れのベースを癖付けます。
ステップ2:スタイリング剤のブレンド術
尾花夏樹の質感を再現する黄金比は、「ホールド力のあるヘアバーム」と「ウェット系ヘアオイル(またはソフトグリース)」の2:1ミックスです。
手のひら全体にしっかり伸ばして透明化させた後、後頭部から中間・毛先へと揉み込んでいきます。最後に余ったスタイリング剤で前髪の毛先をつまみ、自然にサイドへ流れる毛束を作ります。表面のハイライト部分を指先で細かく引き出すことで、自然光や照明に当たった際、ドラマチックな陰影が生まれます。