「おばけのバケちゃま」の真価は、音楽単体にとどまらず視覚教材との親和性が極めて高い点にあります。日常の保育から導入することで、行事本番への期待感を段階的に高めることができます。
特に人気を集めるのがペープサートやパネルシアターの活用です。市販の保育雑誌や教材用CDブックには専用の型紙が収録されているケースが多く、カラーコピーして画用紙やPペーパーに貼り付けるだけで手軽に教材を自作できます。
制作時のポイントは、おばけの裏面に「変身後の姿」を貼り付けておく「裏返し仕掛け」です。歌の途中でクルッとスティックを回して変身させると、乳児クラスの部屋には大歓声が沸き起こります。型紙がない場合でも、白い画用紙を波状にカットして目と口を描くだけで十分に愛嬌のあるバケちゃまが完成するため、新任の保育士や実習生でも準備に追われる心配がありません。