ヤマト神奈川ベースで荷物が動かない?追跡停止の理由と現場の真実

ヤマト神奈川ベースで荷物が動かない?追跡停止の理由と現場の真実

ヤマト神奈川ベースで荷物が動かない?追跡停止の理由と現場の真実に関する気になる情報をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

手元のスマートフォンで荷物問い合わせシステムを確認した際、「神奈川ベース通過」あるいは「神奈川ベース作業中」の表示のまま数時間から丸一日変化がないケースは日常的に発生します。利用者の目には「荷物がその場に放置されている」ように映りますが、実際には荷物が止まっているわけではありません。

追跡ステータスが動かない最大の要因は、「データの反映タイミングとスキャン作業のタイムラグ」にあります。ヤマト運輸の追跡システムは、荷物がトラックに積まれて移動している最中のリアルタイムGPS位置情報を表示しているわけではありません。拠点を通過する際、作業員や自動仕分け機がバーコードを読み取った瞬間(通過スキャン)と、次の配達担当店に到着して荷降ろしスキャンが行われた瞬間にのみデータが書き換わります。

2つ目の要因は、「深夜の幹線輸送サイクル」です。神奈川ベースのような大型物流拠点では、夕方から夜間にかけて集まった荷物を深夜帯に一括仕分けし、未明から早朝にかけて各地の営業所へ向けて大型トラックを出発させます。夕方に神奈川ベースを通過した荷物は、夜通し移動して翌朝営業所に到着するまでステータスが変わらないため、画面上は十数時間「停止」しているように見えてしまうのです。

3つ目に挙げられるのが、「大量荷物集中によるスキャン待ち」です。セール期などで拠点に許容量を超えるコンテナが押し寄せると、荷降ろし前のトラック待機や、バース(荷着場)での一時留め置きが発生し、仕分けラインに乗るまでのスキャン間隔が通常より大きく開いてしまいます。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。