ハーレーダビッドソンといえば、重厚なVツインエンジンと鼓動感を連想する人が多いはずです。しかし現在、そのグラフィックやタフな素材感に魅了され、バイクの免許を持たない若年層やストリートヘッズが日常着として取り入れる動きが完全に定着しました。
このムーブメントの引き金となったのは、90年代から2000年代初頭のカルチャーに対する世界的な再評価です。アイコニックなイーグルモチーフやフレイムパターン、かすれプリントが施されたビンテージTシャツは、海外セレブやトップアーティストが着用したことでプレミアム価格で取引されるようになりました。無骨でありながら計算されたグラフィックの存在感が、シンプルになりがちな現代のファッションに強烈なアクセントを与えています。
さらに、創業120年を超える歴史が裏打ちする「圧倒的なタフさ」も大きな魅力です。ファストファッションが溢れる時代だからこそ、何十年と着倒しても味が出る頑丈なステッチやヘビーウェイトコットンが、本物志向の消費者の心を捉えています。