蚊が吸血する際、血液の凝固を防ぐために微量の唾液を皮膚内に注入します。この蚊の唾液に含まれるタンパク質がアレルゲンとなり、体内の免疫系が過剰に反応することで引き起こされるのがスキータ症候群(Skeeter Syndrome)です。
通常であれば数時間から翌日程度で引くかゆみや赤みが、アレルギー反応によって刺された部位を中心に手のひらサイズ、あるいは腕全体にまで赤く熱を持って硬く腫れ上がります。体内でのアレルギー反応には、刺された直後に出る「即時型反応」と、半日〜1日ほど経ってから強く現れる「遅延型反応」があり、スキータ症候群ではこの双方が強く関与して激しい炎症をもたらします。