石原裕次郎さんのスタイルを語るうえで欠かせないのが、「足の長さ(股下比率)」です。都市伝説的に「股下90cmあった」と語られることもありますが、実際の衣装アーカイブや仕立て屋(テーラー)の証言を統合すると、実数値は約85cm〜86cmであったと推測されています。
身長178cmに対して股下86cmの場合、身長に対する股下比率は「約48.3%」に達します。当時の日本人男性の平均股下比率が44%前後であったことを考えると、胴が極めて短く、骨盤の位置が驚くほど高い骨格を持っていたことがわかります。
この驚異的な脚長スタイルが強調された理由には、以下の3つの要素があります:
- 高い腰位置とナローなウエストライン:ヨットや水泳で鍛え上げられた広い肩幅と引き締まった腰回りが、美しい逆三角形シルエットを形成。
- 独自のパンツカッティング:股上を深く取らず、裾にかけて流れるようなストレートラインを描く特注スラックスを愛用。
- リゾート感あふれる着こなし:裾をやや短めに合わせ、ローファーやデッキシューズを素足履き風に合わせるスタイルが脚の直線性際立たせた。