地域密着型ファンドの真価を確かめるため、投資家の口コミが集まるネット掲示板やSNS、知恵袋などの反応を独自にリサーチしました。そこには、対面営業の温かさに満足する声と、資産形成の実利に直面した落胆の声という、真っ二つに割れた評判が存在します。
地方都市に住む60代男性は、地元紙の取材やコミュニティ掲示板でこう吐露しています。「退職金の預け先として、長年付き合いのある山口フィナンシャルグループの銀行窓口で勧められ購入した。毎月のように分配金の通知が届くので最初は喜んでいたが、数年後に解約しようとしたら基準価額が下がっており、トータルの手取りは増えていなかった」。
一方で、高齢者層を中心に「パソコン操作が苦手なので、銀行の支店で担当者と顔を合わせて相談できるだけで安心感がある」「分配金を年金の補填として使っており、値動きの細かな損得は気にしていない」といった好意的な意見も根強く残っています。しかし、投資掲示板における自立した個人投資家の書き込みでは、「手数料が重すぎる」「同じ日本株高配当ポートフォリオなら、大手ネット証券の低コスト投信や高配当ETFを直接買った方がパフォーマンスが遥かに高い」という冷静かつシビアな指摘が主流を占めています。