顔の印象を左右する最大のポイント、それが前髪だ。かつての重めパッツン前髪は影を潜め、現在の主役は軽やかな「シースルーバング」と、頬のラインに沿って小顔効果を生む「サイドバング」の組み合わせである。
「前髪は目にかからないこと」というルールを守りつつ、サイドの毛束を自然に後ろへつなげるカット技法が主流だ。これにより、体育の授業で髪を束ねた際にも顔周りに自然な余白が生まれ、こなれた印象を演出できる。「前髪の幅を数ミリ単位で調整してもらうために、美容室でのオーダー画像を何枚も準備してくる中学生は珍しくありません」と現場の美容師は証言する。