火災発生直後、現場近隣の住民や通りかかったドライバーはどのような光景を目撃し、いかに行動したのでしょうか。SNS上に投稿されたリアルタイムの声や、現地住民の証言を検証すると、緊迫した生々しい実態が浮き彫りになります。
「突然けたたましいサイレンが何台分も聞こえてきて外を見たら、空が真っ黒な煙で覆われていた」「魚沼のあたりから煙が上がっているのが見えて、風下にいたので喉が痛くなるほどの異臭が押し寄せてきた」という証言が多数記録されています。特に埼玉県東部は見通しの良い平野部が多いため、遠く数キロ離れた春日部駅周辺や越谷レイクタウン方面の高層階からでも「松伏方面で火事ではないか」と視認され、ネット上での検索が一気に跳ね上がる傾向が顕著です。
また、現場近くを通行していたトラックドライバーからは「県道に入ろうとしたら吉川警察署のパトカーが道を塞いでいて、強制的に迂回させられた」「細い路地に消防車が何台も停まってホースを伸ばしており、周辺の抜け道が完全に機能停止していた」といった声も上がっています。消防活動を妨げないための進入規制ですが、現場付近を日常的に利用する生活者にとっては、正確な規制解除情報が手に入らないことへの苛立ちや不安も生じていたのが実情です。