嵐の歴史を振り返ると、グループの潮目が変わる決定的な瞬間には常に11月3日のデビュー記念日が選ばれてきました。ファンがこの日に過敏なまでの期待を寄せるのは、過去に仕掛けられたダイナミックな嵐 サプライズ 経緯が記憶に深く焼き付いているからです。
象徴的だったのは、デビュー20周年を迎えた2019年11月3日でした。都内ホテルで開催された緊急会見で、Twitter(現X)やInstagramを含む全主要SNSの公式開設、デジタルシングルの全世界配信、さらにはアジア4都市を専用ジェットで巡る「JET STORM」の敢行が電撃発表されました。それまでデジタル空間と距離を置いていた旧体制の壁を一挙に突き破り、自らの手でグローバルなファンベースを再定義した歴史的転換点です。
翌2020年11月3日には、改修後の国立競技場から無観客配信ライブ『アラフェス 2020 at 国立競技場』を配信。40トンを超える水と2,500発の花火を使った圧巻のステージは、活動休止を間近に控えた5人がファンに残した極限のエンターテインメントでした。休止後も2021年の同日にはライブ映画『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』の先行公開に大野智を除く4人がサプライズ登壇し、大野の手紙を代読するなど、彼らは決して「11月3日」という約束の記念日を手放しませんでした。