ネット通販でネイルチップを購入した読者から最も多く寄せられる後悔の声が、「サイズ表の数字通りに買ったのに全然合わなかった」というトラブルです。これには決定的な理由が存在します。赤黒ネイルチップのサイズ測り方において、定規を使って爪の横幅を直線で測ってしまうという致命的な誤解が蔓延しているためです。
自爪には立体的な「Cカーブ」と呼ばれる湾曲があります。定規を真上から当てて計測すると、カーブの膨らみ分が切り捨てられ、本来必要なサイズより1〜2ミリ小さく判定されてしまいます。小さすぎるチップを無理に装着すると、接着面積が激減してわずかな衝撃で外れるだけでなく、自爪を圧迫して強い痛みを引き起こす原因になります。
正しい計測手順は極めてシンプルです。柔らかい布製またはビニール製のメジャーを用い、爪の最も幅が広い中央部分のカーブにぴったり沿わせてミリ単位で測定します。もしメジャーがない場合は、細く切ったマスキングテープを自爪のカーブに沿って貼り、爪の両端にペンで印を付けた後、テープを剥がして定規で長さを測る方法が確実です。
迷った場合は「わずかに大きいサイズ(+0.5〜1ミリ)」を選択するのが鉄則です。大きいチップであれば、装着前に爪用ヤスリ(エメリーボード)でサイドを少し削って微調整することが可能ですが、小さいチップを広げてフィットさせることは構造上不可能です。