インターハイ愛知県予選の決勝リーグ。愛和学院高校の前に立ちはだかったのが、超高校級の怪物ルーキー森重寛を擁する名朋工業高校だった。この一戦は、作中でも屈指のセンセーショナルなドラマとして知られている。
森重の規格外なパワープレイによって痛恨の負傷退場を余儀なくされた諸星。彼がベンチに下がっている間に差を開けられた展開は、読者に強い衝撃を与えた。だが、牧紳一がわざわざ愛知まで足を運んで試合を視察していた事実こそ、諸星大という存在の大きさを証明している。牧がライバル視する男の負傷劇は、全国大会の波乱を予感させる重要な伏線となった。