雪見障子の外し方をプロが解説!ガラスや上げ下げの分解と戻し方

雪見障子の外し方をプロが解説!ガラスや上げ下げの分解と戻し方

雪見障子の外し方をプロが解説!ガラスや上げ下げの分解と戻し方の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

雪見障子が一般的な障子と大きく異なる点は、下半分に透明ガラスが嵌め込まれ、室内から庭の雪景色や景色を眺められる点にあります。この視覚的開放感を実現するために、木工技術による複雑な組み構造が採用されています。まずは建具としての基本構造を整理しておくことが、破損事故を防ぐ第一歩です。

現場取材や建具職人の証言によると、多くのユーザーが混同しやすいのが「雪見障子」と「猫間(ねこま)障子」の呼称です。現代の住宅業界ではほぼ同義で扱われるケースが増えていますが、厳密な構造の違いは下表の通りです。

種類・構造区分詳細・可動機構の仕組み一般的な特徴・相場(1枚あたり)編集部の見解・メンテ難易度摺り上げ(上下型)雪見障子小障子が上下にスライド。側面に「板バネ」や溝が仕込まれ任意位置で静止する構造。新規製作:45,000円〜85,000円
総重量:約5〜8kg(ガラス込)難易度:中〜高
バネのテンションとガラス固定枠の外し方に注意が必要。横引き型(猫間障子)小障子が左右にスライドして開閉。構造は上下型よりシンプルで溝に沿って動く。新規製作:40,000円〜75,000円
総重量:約4.5〜7kg難易度:中
左右どちらかに寄せてから持ち上げることで容易に脱着可能。固定額入り雪見障子下部にガラスが嵌め殺し(固定)になっており、障子の開閉機構を持たないタイプ。新規製作:30,000円〜55,000円
総重量:約4〜6kg難易度:低〜中
障子本体の外し方は普通障子と同じだが、ガラスの重量分だけ重心が低い。

雪見障子構造仕組みにおける最大のポイントは、「ガラスが本体枠の内部に組み込まれているのか、取り外し可能な押さえ縁(押し縁)で留まっているのか」という点です。近年流通している建具の約70%以上は、裏面から押さえ木を取り外してガラスを抜く設計になっていますが、古い伝統建具では分解不可の組子一体型も存在します。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。