高い人気と実績を誇る情報科学高校ですが、入学前に理解しておくべき「落とし穴」も存在します。
第一の誤解は、「パソコンでゲームをするのが好きなら適性がある」という思い込みです。プレイヤーとしてのゲーム好きと、コードを構築してエラーを解決するデバッグ作業は全くの別物です。画面に向かって論理的に思考し、長時間の地道な検証作業を苦にしない忍耐力が求められます。
第二の盲点は、文系学部への一般入試による大学進学の難しさです。カリキュラムの特性上、普通科に比べて歴史・地理や古典などの授業コマ数が圧縮されている場合があります。「高2になってから急に文学部や法学部に一般入試で進学したくなった」という場合、学校の授業以外の独学負担が非常に大きくなります。早期に進路の方向性を定められるかどうかが成功の分岐点です。