対照的に、難波・心斎橋エリアのシュラスカリアは、ブラジル本国のエネルギッシュな熱気と陽気さをストレートに表現している。扉を開ければ、ラテンミュージックの軽快なリズムが響き渡り、パスドール(肉を切り分けるスタッフ)たちの威勢の良い掛け声が飛び交う。ここでは誰もが日常のストレスを忘れ、笑顔で肉と向き合うことになる。
南米出身のベテランシェフが炭火の火加減を厳しく見極め、本場のスパイスを絶妙に効かせた肉は実に味わい深い。地元・大阪の活気ある街並みとラテンのパッションが融合した独特の空気感は、観光客や外国人客にも大人気だ。大皿を囲んで乾杯し、切り分けられる肉に歓声をあげる——これこそが、難波エリアでシュラスコが愛され続ける最大の理由である。