現代の小売業においては、消費者に誤解を与えない透明性の高い価格表示が強く求められている。過去には「メーカー希望小売価格から25%オフ」と謳いながら、元々の参考価格を不当に高く設定する二重価格表示が問題視された事例もあった。こうした背景から、消費者庁は不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)に基づくガイドラインを強化し、適正な割引表示の徹底を事業者に求めている。
また、国税庁が提示する消費税の総額表示義務や端数処理の基準にも注目したい。複数商品をまとめて購入した際、個別の商品ごとに25%オフの端数(1円未満)を切り捨てるか、合計額から割り引くかによって、最終的な支払額に数円の差が生じることがある。賢い消費者はこうした制度上のルールも理解した上で、レジの表示をチェックしている。