放置されたホコリは単に見た目が悪いだけでなく、家庭の家計にも直結する深刻な課題を引き起こす。家電製品の安全と省エネ基準を推進する日本電機工業会などの知見によると、ファンの羽根や吸気口に薄いホコリの層が形成されるだけで、空気抵抗が増大し、送り出される風量が30%以上低下する場合がある。
風量が落ちると、部屋全体の空気を循環させる能力が鈍り、結果としてエアコンの設定温度を余分に上げ下げせざるを得なくなる。電気代の高騰が続く中、これは目に見えないコストの垂れ流しにほかならない。
定期的にホコリを除去し、本来の空気循環能力を維持することは、最も手軽で効果的な節電・省エネ対策と言える。風力が復活すれば室内温度のムラが素早く解消され、エアコンの負荷を大幅に軽減できるのだ。