今回取り沙汰された最大の疑問は「特定のブローカーによる買い占めと即時転売」だ。開場前に一般の来場者が立ち入れないエリアで高額な古美術品が取引され、それが数倍の価格でフリマアプリや海外オークションに出品されているという噂が駆け巡った。
この噂の真相を探るべく、現場の古物商数名に直接話を聞いた。ある老舗店主は「長年の顔馴染みとの挨拶代わりの会話や準備中の確認が、外から見ると不公平に見えたのかもしれない」と明かす。また別の店主は「実際に買い占めを狙う悪質な業者が一部に存在するのは事実だが、多くの店主は正規のルールに則って販売している」と語った。一部の過剰なマナー違反がSNSで拡大解釈された側面が大きいと言えそうだ。