プロ野球のトップカテゴリーを管轄する日本野球機構(NPB)の現行12球団において、「一度も日本一になったことがない球団」は実はひとつも存在しない。この事実は、現代のファンにとって少々意外に映るかもしれない。
歴史的に最も新しい球団である東北楽天ゴールデンイーグルスでさえ、創設9年目の2013年に田中将大投手の圧倒的な活躍などを原動力として読売ジャイアンツを破り、見事に頂点へと駆け上がった。セントラル・リーグとパシフィック・リーグの拮抗した戦いの中で、現存する全てのクラブが少なくとも一度は最高の栄誉を勝ち取っているのだ。
直近では横浜DeNAベイスターズが2024年に26年ぶりの頂点を極めるなど、群雄割拠の時代が続いている。だが、過去の栄光から何十年も遠ざかっているチームが存在することもまた事実である。