時が流れて2000年代以降、報道の主舞台は紙媒体からデジタル空間へ移行した。かつて週刊文春や週刊新潮が担っていた役割は、Yahoo!ニュースなどのポータルサイトやSNS上の議論へと受け継がれている。アルゴリズムが生み出す「共感のバブル」や「怒りの拡散」は、批判的な言説を瞬時に増幅させる性質を持つ。
現代のネット空間における皇室バッシングは、単なる個人への感情的反発に留まらず、皇位継承問題や皇室経済、さらには他の皇族方への比較対象として言及されるケースが目立つ。匿名性の陰に隠れた過剰な正義感や攻撃性は、かつての週刊誌バッシング以上の拡散力と持続性を持ち、新たな社会的課題として浮上している。