郊外住宅地の高齢化が進む中、川西エリアも例外ではない。しかし館内を見渡すと、高齢者と子育て世代が自然に同居する不思議な調和が存在する。
キッズゾーンのすぐ隣に、シニア層がゆったりと健康相談を行えるウェルネスブースが配置されているのはその一例だ。孫の服を選びに来た祖父母が、自分の健康管理や趣味のセレクトショップに立ち寄る。あるいは、子育て中の親がワークショップに参加している間、シニアのボランティアスタッフが温かい眼差しで見守る。世代ごとにフロアを分断する従来の設計を捨て、多世代が混ざり合う動線を作ったことが、館内全体に温かい空気感をもたらしている。