スーパーやドラッグストアのお菓子売り場には、100円前後で購入できる大袋のたまごボーロから、ベビーフードコーナーに並ぶ小分けパックまで多様な商品が混在しています。これらは単なるパッケージの違いではなく、原材料の構成・焼成の固さ・糖分濃度において決定的な差が存在します。
日本小児アレルギー学会の知見でも示されている通り、鶏卵アレルギーの主要抗原(オボムコイドやオボアルブミンなど)は卵白に集中しています。乳児用たまごボーロの多くが「卵黄のみ」で製造されているのは、このアレルギーリスクを極力低減させるためです。
一方で、一般の市販ボーロはお菓子としての食感や風味を重視して「全卵」を使用しており、さらに唾液の少ない乳児では口の中で固まりになって張り付く危険があります。「見た目が同じだから」とファミリーパックのボーロを生後7〜8ヶ月の乳児に与えるのは絶対にやめましょう。