路線バスの乗降方法は複雑に見えますが、構造を整理すると主に「前乗り・先払い(均一運賃)」と「後ろ乗り・後払い(対キロ区間制運賃)」の2種類に分類されます。これらを識別できるようになることが、バスの乗り方 初心者ガイドにおける最大のステップです。
乗客が混乱しやすい最大の理由は、都市部の均一運賃エリアと郊外・地方の距離変動運賃エリアで運用思想が真逆である点にあります。それぞれの具体的な乗降フローを頭に入れておきましょう。
【都市部】前乗り・先払い方式● 主な地域:都営バス・東京23区・横浜・名古屋など料金体系:どこまで乗っても一律の均一運賃① 前ドアから乗車 & 先に運賃支払い・ICカード / 定期券:1回タッチ・現金:定額を運賃箱へ投入(整理券なし)② 後ろ(中)ドアからそのまま降車・降車時はタッチ不要でスムーズに出るだけ【郊外・地方】後ろ乗り・後払い方式● 主な地域:首都圏郊外・近畿・地方都市全般料金体系:乗った距離に応じて変わる対キロ運賃① 後ろ(中)ドアから乗車(乗車口を記録)・ICカード / 定期券:乗車リーダーにタッチ・現金:発券機から「整理券」を取る② 前ドアから運賃を支払って降車・運賃表示器の番号を確認して支払い&降車
1. 「前乗り・先払い」方式(均一運賃路線)
東京23区内の都営バス 乗り方 均一運賃エリアや、横浜市営バス、名古屋市営バスなどの主要幹線で採用されているシステムです。走行距離にかかわらず運賃が一律(大人定額)に設定されているため、乗車時に前ドアから入り、運転士の横にある運賃箱で支払いを済ませます。目的地に着いたら中ドア(または後ろドア)からそのまま降りる仕組みです。
2. 「後ろ乗り・後払い」方式(対キロ区間制運賃路線)
首都圏の郊外路線や近畿圏、地方都市のバス路線の多くで採用されているのがこの方式です。乗車距離に応じて運賃が変動するため、中ドア(後ろドア)から乗車し、乗ったバス停の位置を記録する必要があります。
現金利用時は路線バス 整理券の取り方に注意が必要です。乗車口付近に設置されている発券機から発券される小さな番号付きの紙(整理券)を必ず1枚引き抜きます。ICカード利用時は、ドア付近のカードリーダーにタッチすることで乗車停留所が記録されます。