Yahoo!知恵袋や大手進学塾の指導現場に寄せられる相談データを検証すると、円錐の単元で失点する生徒には明確な傾向が見受けられます。
「母線と高さを混同して公式に代入してしまった」「中心角を求める問題なのに側面積の公式とごちゃ混ぜになった」という声が典型例です。円錐の立面図において、頂点から底面へ垂直に下ろした「高さ」と、斜辺にあたる「母線」は全く異なる数値です。三平方の定理を用いて高さを母線へと変換しなければならない応用問題(高校入試頻出)で、高さをそのまま母線として代入してしまうミスが頻発しています。
現場の指導者層からは、「公式を覚えること自体は容易だが、図形のどのパーツが『母線』でどれが『半径』なのかを問題用紙の展開図に正しくマーキングする習慣がない生徒ほど、本番のプレッシャー下で取り返しのつかないミスを犯す」という指摘がなされています。