三男の賢太氏は、かつて「KENTA」の名義義義義義で芸能界に身を置き、映画『悪の教典』や『クローズEXPLODE』、テレビドラマなどに出演していた経歴を持ちます。端正な顔立ちと明るいキャラクターでタレントとしても活動した後、身体づくりの魅力に目覚めてパーソナルトレーナーへと転身しました。
順風満帆に見えた人生が暗転したのは2026年のことでした。下腹部の異変から診察を受けた結果、宣告されたのは精巣がん。さらに発見時にはすでにリンパ節への転移が見られ、ステージ3と診断される過酷な現実でした。
過酷な抗がん剤治療と兄・有選手による全面的支援
睾丸の摘出手術に続き、激しい副作用を伴う抗がん剤治療(BEP療法)、そして後腹膜リンパ節郭清手術と、賢太氏の身体は極限まで追い詰められました。髪が抜け落ち、激痛と嘔吐に耐える日々の中、SNSを通じて発信されたリアルな闘病記録は、多くの同世代のがん患者やサバイバーに大きな勇気を与えました。
この過酷な闘病を物質的・精神的に強力に支えたのが、長男の有選手です。アメリカと日本という距離がありながらも頻繁に連絡を取り合い、莫大な先進医療費や治療環境のサポートを惜しみなく提供しました。賢太氏自身もインタビューやSNSで「兄の支えがなければ乗り越えられなかった」と深い感謝を公言しています。
徹底した治療と本人の不屈の精神が実を結び、2026年現在はがんの再発も見られず、極めて良好な寛解状態を維持しています。トレーナー活動にも復帰し、病気前を上回るバルクアップした肉体を披露しながら、がん予防やメンタルヘルスに関する情報発信を精力的に行っています。