伝説の深夜番組11Pmの裸演出はなぜ許された?過激映像の真相と昭和テレビ史

伝説の深夜番組11Pmの裸演出はなぜ許された?過激映像の真相と昭和テレビ史

伝説の深夜番組11Pmの裸演出はなぜ許された?過激映像の真相と昭和テレビ史の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

1965年から1990年までの24年半にわたり放送された『11PM』は、日本初の深夜ワイドショーとして誕生しました。当時、深夜帯は「魔の時間帯」と呼ばれ、放送局にとっても採算が合わず、電波を止めて休止するのが常識だった時代です。その未開拓ゾーンに目をつけた日本テレビと読売テレビが、ターゲットを「夜遅くに帰宅した成人男性(サラリーマン)」に絞り込んだことがすべての始まりでした。

当時、裸や際どい露出演出が放送可能だった最大の理由は、「深夜23時以降は大人の時間であり、子どもは就寝している」という明確な社会的合意(住み分け)が存在したことにあります。1960年代から1970年代初頭の日本の家庭では、テレビは一家に1台、お茶の間の中心に置かれていました。父親がチャンネル権を握り、子どもが寝静まった後にひっそりと視聴するスタイルが前提だったため、現在のような「全年齢向けのユニバーサルな放送倫理」は深夜帯に適用されていませんでした。

さらに、番組プロデューサー陣の卓越した戦略がありました。単なるストリップ劇場の再現ではなく、「ジャズ、政治批判、釣り、ゴルフ、海外文化、UFO特集」といった最先端カルチャーの中に、スパイスとしてお色気コーナーを配置する高度な編集術が取られていたのです。知的なニュース解説の直後に艶やかなリポートを差し込む落差が、大人の視聴者に「教養としての深夜番組」という大義名分を与えていました。

佐藤 大輔
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佐藤 大輔

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