多くの初心者が「一面は揃ったのに、そこから先が進まない」と壁にぶつかります。この現象が起きる根本的な原因は、「見かけの一面」と「完全一面」の決定的な違いを理解していない点にあります。
3×3のキューブには各面の中央に固定されたセンターパーツがあり、どの面が何色になるかが一目で分かります。しかし2×2にはセンターパーツが一切ありません。そのため、上面の色(例えば白)だけを無理やり集めて一面を揃えても、側面の4つの色がバラバラになっているケースが多発します。これが「見かけの一面」です。側面の色が揃っていない土台の上にいくら公式を使っても、数学的に上下両面や6面が揃うことは絶対にありません。
世界キューブ協会(WCA)の公式標準配色では、「白の裏は黄」「青の裏は緑」「赤の裏はオレンジ」と対向面の色が厳格に決まっています。側面の並び順(白を下にした場合、左から赤→青→オレンジ→緑の時計回り)を正しく合わせた「完全一面」を作ることこそが、6面完成への必須条件です。