今シーズンの三浦騎手を語る上で欠かせないのが、相性の良い有力馬とのコンビネーションだ。若手時代は力強い追いに定評があったが、現在のスタイルは馬の柔軟な呼吸とリズムを最優先するスタイルへと変化している。馬の口割れを防ぎ、無駄な体力の消耗を抑える手綱裁きは、長距離戦やタフな馬場コンディションにおいて絶大な効果を発揮している。
JRAのトップ厩舎からのオファーが増加している事実も、その技術的進化を裏付けている。特に、気性の難しい一癖ある素質馬を宥め、最後の直線で爆発的な脚を使わせる手腕は、厩舎関係者の間で高く評価されている。自らの感覚だけに頼らず、netkeiba等の詳細なデータ分析を組み合わせた綿密なレースプランが、勝率の向上に直結しているのだ。