2016年1月、フジテレビ系列で放送された『SMAP×SMAP』の生放送は、日本中を凍りつかせた。黒いスーツに身を包んだ5人が並び、硬直した表情で謝罪の言葉を述べる姿は、ファンのみならず一般の視聴者にも強烈な違和感とショックを与えた。
あの数分間の生放送によって、グループの「修復不可能性」は決定づけられたと言っても過言ではない。画面越しにも伝わる異様な空気感、メンバー間の立ち位置や視線の不自然さは、すでに心の糸が切れてしまっていることを雄弁に物語っていた。存続を希望するファンの悲痛な声とは裏腹に、心理的な限界を迎えていたのはメンバー自身だった。