iPhoneユーザーの多くは、アプリの有料登録を解除する際、iOSの「設定」>「Apple ID」>「サブスクリプション」を開く習慣がついています。しかし、そこを確認してもAmazonプライムの名前はどこにも表示されません。また、Amazonのショッピングアプリ内を探し回っても、明確な退会ボタンにたどり着けない構造になっています。
この現象の背景にあるのが、決済インフラとApp Storeの手数料規定です。多くのiOSアプリ内サブスクリプションはAppleの課金システム(IAP)を介して契約されますが、AmazonプライムはAmazon独自の決済ネットワークで直接契約を結ぶ形態をとっています。Appleの手数料ルールやアプリ内決済の制約を回避するため、AmazonはiOSアプリ内から直接解約手続きを完結させる機能を制限し、Webブラウザ経由での管理を基本設計としているのです。
つまり、不具合やバグではなくサービス設計上の仕様であるため、いくらiPhone本体の設定を探しても解決しません。手元のiPhoneで解約を完了させるには、ブラウザアプリを立ち上げる必要があります。