漫画『だめんず・うぉ〜か〜』の作者として知られる妻・倉田真由美との日々は、まさに波乱万丈だった。借金を抱えた破滅的なプロデューサーと、現実を見つめる人気漫画家。周囲からは危うい組み合わせと見られながらも、二人の間には外からは窺い知れない深い絆が存在していた。
末期のすい臓がんを宣告された際、彼は延命治療を拒み、残された時間を自分らしく生き抜く選択をした。妻の倉田真由美が明かした知られざる真実は、世間が抱く「狂気のプロデューサー」というパブリックイメージとは異なる、極めて素直で誠実な一人の男の姿だった。痛みに耐えながらも最期までユーモアを忘れず、大好きな映画と仲間たちに囲まれて笑っていたという。死を前にしても一切の自己憐憫を見せなかったその生き様は、多くの人々に強烈な感銘を与えた。