ジョジョ作者はなぜ年取らない?荒木飛呂彦の不老不死説と若さの真相

ジョジョ作者はなぜ年取らない?荒木飛呂彦の不老不死説と若さの真相

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容姿の若々しさを語る上で見落とされがちなのが、精神衛生がホルモンバランスや毛細血管に与える影響です。過酷を極めた1980年代から90年代の『週刊少年ジャンプ』黄金期において、荒木氏は一度も原稿を落とさず、休載もほぼ出さずに連載を続けました。これを可能にしたのが、心理学でいう「心理的バウンダリー(境界線)」の厳格な設定です。

漫画家の多くが締切直前のプレッシャーによって交感神経過緊張に陥り、不眠、暴飲暴食、自律神経の失調を招く中、荒木氏は「朝起きて描き、夕方には作業を終え、夜は家族と食事をして就寝する」「木曜日と金曜日は仕事場に入らない」というルーティンを若手時代に確立させました。仕事とプライベートの間に強固な境界線を引くことで、副交感神経が優位になる深い睡眠を毎晩確保していたのです。

加えて、精神分析的な観点から言えば、荒木氏は「自身の美意識や好奇心を作品を通じて完全に昇華(カタルシス)できている作家」です。好奇心や創作意欲を持ち続けることは脳の前頭葉を刺激し、神経伝達物質ドーパミンやセロトニンの分泌を維持します。内面から溢れ出る好奇心と、他者に振り回されない自律した生活環境の合致こそが、若々しいオーラを放つ本質的なエンジンとなっています。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。