神戸出身のポスト・ハードコアバンド、Fear, and Loathing in Las Vegas(ラスベガス)がTVアニメ『HUNTER×HUNTER』の初代エンディングテーマに大抜擢されたのは、バンドがインディーズシーンで急激に頭角を現していた時期のことでした。オートチューンを効かせたハイトーンのクリーンボーカルと強烈なスクリーム、そこにきらびやかなトランスサウンドを掛け合わせた音楽性は、当時の王道少年ジャンプアニメのタイアップとしては極めて異例の挑戦でした。
第1話「タビダチ×ト×ナカマタチ」のラスト、次回予告へとなだれ込む瞬間に炸裂したイントロの重厚なビートとシンセサイザーの音色は、視聴者に強烈な爪痕を残しました。アニメファンの間では「このとんでもないバンドは誰だ?」「エンディングがカッコよすぎる」とネット掲示板やSNSを中心に爆発的な反響を呼び、バンドにとっても名実ともに最大の代表曲へと駆け上がる決定的な契機となりました。