ポーズ資料の需要は、二次元のイラストや漫画の枠を完全に踏み出した。バーチャルYouTuber(VTuber)の配信画面で使用するキービジュアル、インディーゲーム開発におけるキャラクターモーションの初期設計、さらにはメタバース空間でのアバター動作定義に至るまで、その利用範囲は多岐にわたる。
特に個人や少人数で運営されるインディーゲーム開発現場では、モーションキャプチャの予算をかけずに高品質な立ち絵やアクションを構築するため、高度な3Dポーズ資産が不可欠な存在となっている。2Dイラスト用として作られたポーズが3D空間へ移植され、それが再び2Dアニメーションの参考資料としてフィードバックされる。次元を越えたデータの循環が、制作の現場で日々繰り広げられているのだ。