『ねるとん紅鯨団』には、一般参加者枠や特別企画枠を通じて、後に日本を代表するスターとなった人物が多数出演していました。また、素人ながら強烈な爪痕を残した個性派たちのその後も、ファンの間で長く語り草となっています。
代表的な例が、実力派俳優として確固たる地位を築いた加瀬亮です。彼は大学時代、一般の男性参加者として番組に出演しており、その爽やかなルックスと初々しい立ち振る舞いは当時から際立っていました。
また、若手芸人の登竜門的な側面もあり、千原兄弟(千原ジュニア・千原せいじ)やよゐこ(有野晋哉・濱口優)、オアシズ(光浦靖子・大久保佳代子)らもブレイク前の時期に特別企画等で登場し、スタジオを沸かせました。さらに定期的に開催された「芸能人大会」では、深津絵里をはじめとする当時のトップアイドルや若手俳優陣が参戦し、普段は見せないリアルな恋愛観を覗かせて大きな話題を呼びました。
一般の個性派参加者たち——例えば「独特な笑い方で一世を風靡した男性」や「とんねるずに徹底的にいじられた個性派会社員」などは、番組出演を機に一躍街の人気者となり、現在では企業の重役や実業家として第二の人生を堅実に歩んでいるケースが多く報告されています。当時のテレビが持っていた「市井の人々を一瞬でスターにするエネルギー」の証左と言えます。