2026年の格闘技ビジネスにおいて、PPV売上の最大化は最優先課題だ。ここで重要になるのが、コアファン層だけでなくライト層をいかに引き込むかという視点である。過去には、ベルトがかかっていない話題性の高いスペシャルワンマッチが、伝統あるタイトルマッチを差し置いて第14試合(最終戦)を務めた例も少なくない。
「誰が最後にリングに立つべきか」の解は、ベルトの有無ではなく、その日一番の「カタルシス」を生み出せるカードかどうかだ。第1試合で会場を一気に爆発させる爆発力のある若いファイターを配置し、中盤で重厚なベテラン戦を挟み、終盤に向けてストーリーの緊張感を高めていく。この組み立てこそが、配信離脱を防ぐ強力なソリューションとなっている。