毎年進化を遂げる新宿伊勢丹 フランス展だが、本イベントが単なるデパートの販売催事に留まらないのは、食を通じた日仏文化交流の側面を強く持っているからだ。在日フランス大使館をはじめとする公式機関の協力のもと、フランスの豊かな食文化やライフスタイルを多角的に紹介するプログラムが組み込まれている。
従来の地方物産展というイメージを覆す洗練された空間づくりと、現地の食卓文化をそのまま再現したライブ感。工芸品やテーブルウェアの展示販売も行われ、まるでパリのマルシェを訪れたかのような知的な好奇心を刺激する仕掛けが随所に施されている。