端的に事実を述べれば、学校法人創志学園およびその傘下校に、特定の宗教法人や団体との資本関係・組織的関与は一切存在しない。仏教、キリスト教、神道、あるいは新興宗教勢力のいずれとも関わりを持たない、完全な非宗教系の私立学校法人である。
では、なぜ宗教との結びつきを疑う声が生まれたのか。背景には三つの要因が絡み合っている。第一に、短期間での全国区進出だ。創志学園高等学校は2010年の創立直後、わずか創部1年余りで甲子園出場を果たした。この異例のスピード感が「潤沢なバックボーンがあるに違いない」という邪推を生んだ。
第二に、「創志」という表記やスローガンが放つ独特の熱量が、新興組織特有の団結力と混同されやすかった点だ。第三に、全国に広がる通信制キャンパスのネットワーク規模。だが、これらは綿密な学校経営戦略の成果であり、宗教的な布教活動とは何ら関係がない。