日頃から草刈機リコイルスタート重い対策に頭を悩ませているユーザーの間では、既存の愛機にセル機能を付けられないかという相談が頻繁に見られます。ネット通販などで安価なセルスターター後付けパーツを見かけることもありますが、専門家の視点から言えば既存エンジンへの後付け改造は極めてリスクが高いと言わざるを得ません。
セルモーターを組み込むには、フライホイールのギア形状やクランクケースの強度、配線回路の安全性など、緻密な専用設計が不可欠です。社外品を無理やり加工して取り付けると、高速回転する刈刃の振動でパーツが脱落したり、最悪の場合はクランクシャフトの破損や火災事故を招く危険性があります。
始動を軽くしたい場合、軽快な引き心地を実現する「スプリングアシスト機能(イージースタート等)」を搭載した機種へ乗り換えるか、初めから純正設計されたセル付き完成機を導入するのが確実で安全な選択肢です。