本シリーズを語る上で欠かせないのが、雑誌掲載時とコミックス収録時における「描写の加筆修正」です。「週刊少年ジャンプ」で連載された初期の無印時代、誌面では湯気や泡、キャラクターの髪、あるいは絶妙な擬音の配置によって肝心な部分が隠されていました。この時期の単行本では、構図の微調整やお尻・胸のラインの加筆は行われたものの、直接的な乳首描写の解禁には至っていませんでした。
状況が決定的に変化したのが、月刊誌「ジャンプSQ.」へ移籍した『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』です。掲載媒体が青年層も含む月刊誌へと移行したことで、To LOVEる ジャンプSQ 規制の基準が大きく見直されました。雑誌連載時でも限界ギリギリを攻めつつ、To LOVEる 単行本 規制解除によってコミックス版ではヒロインたちの乳首描写が鮮明に描き足されるという、ファン垂涎の完全仕様へと進化を遂げたのです。