環境負荷の軽減という観点からも、このムーブメントは強い支持を得ている。家庭内における食品廃棄の要因として長年指摘されてきたのが、余分に炊いて放置されたご飯の廃棄だ。
必要な分だけを無駄なく消費する「一膳思考」は、自治体や環境NPOが推進するサステイナブルな暮らしの指針としても注目されている。スマートフリッジやアプリと連動し、家庭ごとの米の消費ペースと残量を自動計算する取り組みも始まった。過剰な炊飯を抑えることが、結果として電気代の節約や米資源の無駄遣い防止に直結するという合理的理由が、エコ意識の高い層を後押ししている。