「運命だとか未来とか」名曲の正体とは?歌詞の真意とカバーの魅力を解剖

「運命だとか未来とか」名曲の正体とは?歌詞の真意とカバーの魅力を解剖

「運命だとか未来とか」名曲の正体とは?歌詞の真意とカバーの魅力を解剖について分かりやすく解説いたします。最新の情報をご覧ください。

ネット上のQ&AサイトやSNSでは、「運命だとか未来とか」という楽曲に関して幾つかの誤解や混同が見受けられます。正しい知識を整理しておきましょう。

最も多い誤解は、「曲名そのものが『運命だとか未来とか』である」という思い込みです。前述の通り、正式なタイトルは「なんでもないや」です。サビ頭の歌詞のインパクトがあまりに強いため、曲名と歌詞が逆転して記憶されているケースが散見されます。

また、「前前前世」が映画の主題歌であり、「なんでもないや」は単なるエンディングテーマに過ぎないという誤認もあります。制作時の公式ドキュメンタリーや野田洋次郎氏のインタビューによれば、新海誠監督とRADWIMPSが約1年半にわたり最も緻密にディスカッションを重ね、物語の結末と完全にシンクロさせた「真の核」こそがこの「なんでもないや」でした。

【プロの結論】オリジナル版とカバー版、どちらを聴くべきか?

リスナーが求めるリスニング体験によって、明確におすすめの選択肢が分かれます。

RADWIMPSのオリジナル版が向いている人:
映画のクライマックスの興奮を追体験したい人や、バンドサウンドの躍動感、野田洋次郎の情感豊かなボーカルワークに浸りたい人。アルバム『人間開花』収録のフルサイズ版を大音量で聴くのが最適です。

上白石萌音のカバー版が向いている人:
夜寝る前のリラックスタイムや、静かに読書をしながら音楽を楽しみたい人。三葉の息遣いを感じさせる繊細なアコースティックアレンジを好む人には、カバー版の透明感が抜群に響きます。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。