「Perfume 9th Tour 2022 PLASMA」での立体的なステージ構成や、テクノロジーと表現美を極限まで融合させた舞台「Reframe」において、彼女たちの足元にかかるプレッシャーは頂点に達していた。
所属事務所である株式会社アミューズとレーベルのユニバーサルミュージックは、3人のパフォーマンス能力を十全に発揮させるため、足元へのサポートに莫大なリソースを投入してきた。特注で作られる特製ダンスヒールは、靴底の硬度やインソールのカーブがミリ単位で調整されている。しかし、どれほどテクノロジーで靴を補強しても、連日の公演で削られていく足裏の肉体的な消耗までは防ぎきれない。「Reframe」のようなミニマルで静寂を伴う表現ほど、足先にかかる力みや痛みを完全に隠し通す高度な精神力が要求されるのだ。